杉並区高円寺にある、歯列矯正専門の歯科医院〔三浦矯正歯科〕の監修による矯正歯科情報サイト

 
 
 

矯正歯科治療Q&A


なぜ歯ならびや噛み合わせが悪くなるのですか?
子供の顔・体型が親に似るように遺伝的なものもあります。
また、指しゃぶりなどの癖やむし歯などで歯を抜いたままにしたことが原因で後天的に歯ならびを悪くすることもあります。また、食生活の変化により、アゴの骨が十分に発育しないので、歯ならびを悪くする傾向にあります。扁桃腺・アデノイド・アレルギ−性鼻炎などで、口を開けて息をするために起こると考えられる不正咬合もあります。


乳歯だけの時でも治療が必要ですか?
上下のアゴの骨のバランスが悪い場合、 特に受け口や下のアゴが左右に曲がっている場合、乳歯列でも矯正治療することがあります。また指しゃぶりなどの悪い癖によって起こる不正咬合の場合にも、できるだけ早く原因を取り除くために治療することがあります。


何歳頃から、相談したらよいでしょうか?
症状によって、治療開始時期が違いますので、気づいた時点で、なるべく早くご相談されることをおすすめします。かかりつけの歯科医院がありましたら、まず歯科医師に相談ください。


大人でも治療できますか?
:成人の方でも矯正歯科治療は可能です。また高齢の方でも、矯正治療は可能ですが、むし歯や歯槽膿漏が治療されて、健康な口の中にしてから治療する必要があります。
大人の矯正のポイントについてはこちらをご覧ください。


認定医、指導医って何ですか?
これは、日本矯正歯科学会認定医制度にもとづくものです。
矯正歯科医療に関し、適切・十分な学識と経験を有する歯科医師を学会が認定します。学会が指定する研修機関(大学病院等)において、5年以上の矯正歯科臨床経験を持ち、学会の審査に合格したものが「日本矯正歯科学会認定医」となります。
さらに12年以上矯正歯科診療に専従し、研修機関にて3年以上の教育・研究にあたったものが「指導医」となる資格を持ちます。
97年1月現在、認定医が1,670名を越え、そのうち420名強が指導医です。


治療中、食事は普通にできますか?
2〜3日を過ぎれば、今まで通り食事ができます。
ただし、装置を壊す恐れのあるかたい物(堅いおせんべいや氷の丸かじり)や粘着性のあるもの(ガムやキャラメルなど)は、さけるようにしてください。


治療の期間はどのくらいかかりますか?
症状や年齢によって違います。
永久歯列で、上下のアゴのバランスに大きな問題がない場合、ふつう2年〜3年くらいで、その後1〜2年ほど後もどりしないように、保定する期間が必要です。
子供の受け口や出っ歯の場合には、第1段階の治療(上下のアゴのバランスを整える)を1〜2年、第2段階の治療(永久歯の歯ならびでの仕上げ)を2〜3年、おこなうこともあります。
矯正治療は永久歯が全部きれいにならび、アゴの成長発育が落ち着いてはじめて終了となります。


歯ならびを治すために、歯を抜くことがありますか?

歯の本数を減らすかどうかの判断は、矯正専門医にとって非常に重要な判断です。なるべく抜かなくても治療できるものはありますが、条件によっては抜歯した方がよいと判断する場合の方が多いのが現状です。
そのためには、まず専門医による検査と診断が必要です。
検査の項目は、

・ 上下歯列の型を採って模型をつくり、歯並びの凸凹の程度を調べる
・ 矯正歯科独特の顎顔面全体のレントゲン写真を撮影し、顎の骨の大きさや形、歯の萌出方向や位置を調べる等があります。

これらのデータに審美的な要素や患者さんのご希望も加味し、総合的に判定することになります。
歯を抜くこと自体は、私たち歯科医にとっても大変残念なことなのですが、残った歯によって形成される噛み合わせは機能と審美性をより高めることが出来ますし、抜いたところの隙間が残ることもありませんのでご安心下さい。かえって無理に歯を残す方法を選択すると、後戻りなど弊害が出る場合もありますので、事前に担当した専門医に十分な説明を受けて下さい。



どのくらいの間隔で通院するのですか?
口の中に装置が入った場合、通常1ヶ月に1回程度です。
歯や骨の反応を確かめて、安全確実に治療するためです。
第1段階の治療のあと、歯の生え代わりを観察する期間や、保定する期間では、3〜6ヶ月に1回の通院となります。
予約日を守ることは、早く治ることにつながります。決められた通院日には、忘れず来院しましょう。


治療をはじめるには、どうようなことをするのですか?
まず、初診相談となります。顔や口の中を診査して、診て感じたことと、矯正治療の一般的な話や注意事項等をお話して、納得いただければ、検査の予約となります。
検査は、歯型(模型)、顔やアゴや歯のレントゲン写真、口の中と顔の写真をとり、その他必要な資料を採ります。
後日、それらの資料をもとに総合的に診断した結果の説明を行います。問題点を提示し、いつの時期に、何を目標に、どのような装置で治療するか、また費用についても説明します。


装置が入っても、スポ−ツや吹奏楽器はつづけられますか?
楽器はつづけられるものもありますが、場合によっては、指しゃぶりと同じような力を歯やアゴにかけることもあり、治療のための歯の動きを妨げることもあります。
柔道や空手のような激しいスポ−ツでは、くちびるの裏側を装置で傷つけたり、装置をこわすおそれがあります。
あらかじめ歯科医師とよく相談してください。


装置をつけると発音がし難くなりませんか?
最初はすこししゃべりづらくなりますが、数週間ほど経ち慣れてくれば普通にしゃべれるようになります。
逆に矯正治療が終わって、舌を含む口の周囲の機能が正常になり、発音がよくなる場合もあります。


 
 

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